教育
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リモートセンシングコース

リモートセンシングコース

コースの設置に関する背景、コースの概要、社会的ニーズ等

 人間活動に起因する様々な環境変動が顕在化してきた現在、地球の自然システムと社会システムを総合的に理解し、変動に対応できる人材の育成が求められています。また、限られた資源を適切に管理できる人材も地球社会に必要です。リモートセンシングは、地球全体を俯瞰し、世界中の地域の地球表層環境を同一の方法によって科学的に調べる手段を提供します。現在では、衛星や航空機、そして地上からのリモートセンシングによって膨大なデータが取得可能です。このデータを適切な方法・手段によって解析し、情報を抽出することにより、安全・安心な社会の構築に役立てることができます。本コースでは、専門性に基づく知識を持ち、関連する幅広い分野との協働によりリモートセンシングを活用して地球と人類社会の未来を構築することができる人材の育成を目指します。

コースの教育プログラムの特徴

 リモートセンシングは、人工衛星、飛行機、ドローン等のプラットホームに搭載したセンサーや地上に設置した観測装置を用いて、離れた場所の状態を観測する技術です。本コースでは、リモートセンシングを陸域や植生、大気を対象とした環境観測に活用する技術と、その応用について教育研究を行います。そのために、幅広い学問分野の基盤となる計測技術や画像解析技術に重点を置いた教育を行います。観測や解析の対象は人と地球を包含する環境であるため、地球に関する基礎的知識、人間社会の重要な基盤となっている都市に関する基礎的知識も不可欠です。そこで、地球科学コースとの連携により、地球に係わる基礎的知識を学び、また、都市環境システムコースとの連携により、都市システムに関する基礎的知識を修得します。こうした教育プログラムを通じ、リモートセンシングを活用した総合的な環境解析を行うことができる人材の育成を目指します。

養成する人材像、進路等

 本コースでは、環境や資源に係わる問題の重要性が高まっている中で、人類の持続的発展のため、人類の生活基盤である地球に対する幅広い知識や、地球社会に働きかけることができる技能を身に付けた人材を養成します。

 博士前期課程では、様々な環境課題に対してリモートセンシング技術を適用・応用する能力を持つ人材、すなわち、資源管理、災害、物質循環、気候変動の影響等の科学的評価に対する適切な技術を選定し、適用して課題解決に資することができる人材の育成を目指します。就職先としては、官公庁、コンサルタント・情報系企業、環境系メーカー、教職等を想定しています。

 博士課程では課題を自ら発見し、リモートセンシングを使って、その課題を解くことができると同時に、地球社会、地域社会の未来に対する提言ができる幅広い国際的視野を持った人材を養成します。主な就職先は大学や企業の研究部門、国レベルや自治体の研究機関等を想定しています。

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