2024年度秋期大学院先進科学プログラム修了式
掲載日:2025/3/27
2025年3月23日、大学院先進科学プログラム修了式が執り行われ、新たに2名の修了生を送り出しました。
修了おめでとうございます。今後ますますのご活躍をお祈りしています。




修了生からのメッセージ
数学情報科学専攻 情報科学コース 2025年3月修了 小宮山 裕太郎さん
大学院先進科学プログラムの魅力は、博士課程の早期修了を目指せる点にあると思います。多くの人が博士課程進学を躊躇う理由の一つは、社会に出る年齢が遅くなってしまうからです。たしかに、普通に博士号を取得する場合、就職時の年齢は若くても27歳になります。一方で、大学院先進科学プログラムでは1年間早く博士号を取得することが可能です。つまり、修士課程プラス2年で最高学府の学位が取得できるということです。多浪時代の現代の日本では、1浪や2浪は当たり前になっています。同じ2年であれば、博士号取得のために費やしても良いのではないでしょうか?
博士課程では、自分の研究と向き合うためのまとまった時間を確保できます。ひたすら研究に打ち込み、試行錯誤を重ね、論文としてまとめ上げるという一連の経験は、一生ものの財産になると思います。20代の若く貴重な時間を自分のために注ぎ込むことができるのは、博士課程の特権だと感じます。もし、少しでも博士課程進学に興味があれば、早めに指導教員の先生に相談することをお勧めします。私自身、学部4年時に指導教員の先生に相談し、大学院先進科学プログラムの存在を教えていただいたことが、博士課程進学を決意する大きな決め手になりました。
